「このままじゃだめだ」という焦りを原動力に行動しつづけて見えてきた自分のやりたいこと ワカモノラボ 春本美波さん
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学生のうちに何かしたいけど、何をしたいのかわからない。自分が何に興味があるのかわからない。等身大のワカモノたちへ駆け出しPRライターがインタビュー!
女子大生団体であるSHELLYでマネジメント部のリーダーを務め、ワカモノラボでも活動している春本美波さん。
地元岡山県から大阪に出てきた背景や、就活をしてみて気づいた違和感。
いろいろなことに挑戦していく中で春本さんが見据えている未来像とは?
ワカモノラボPRライターの長嶋未菜が取材してきました!
対等に見てほしいと思っている自分に気づいた就活
───就活をはじめてみてどんな違和感を感じたのですか?
春本美波(以下、春本):おとなと話をする中で気づいたのですが、就活の時点で女性と男性は平等ではないと感じました。就活中に、「女だったらもし就職できなかったとしても、結婚して永久就職できるよ」や、「就職するときに結婚する気があるといった発言は就職しずらくなるため隠すようにした方がいいよ」などと言われたことがありました。
このような経験から、男性はひとりの人間として見られているが、女性は女性というくくりの中に入れられ、不便な思いをすることが多いと知りました。そのため、ひとりの人間として見てもらうためには、自分がスキルや能力を身につけ自立した女性にならなければと思いました。このような問題は就活をする学生さんが直面する問題なのではと思うようにもなりました。
───春本さんにとって自立した女性とはどんな人ですか?
春本:自分で稼ぐ力や、自分の考えを持った芯のある女性のことです。昔から強い女性を描いている映画の主人公に惹かれたり、SNSで女性が受けた差別に関するものをみたりしていたことから強い女性にならなければと思っていました。「ひとりの人間」として私のことを見てほしいという気持ちが強く、しっかりしないといけない、仕事ができる人でなければならないと思っており、ずっと行動しつづけてきたのだと思います。
このままじゃだめだ!という焦りを原動力に行動してきた
───そもそも地元岡山県から大阪に来た理由を教えてください。
春本:都会の荒波にもまれて、もっと成長したいと考えていたというのと、自立したいという思いがあったからだと思います。岡山県はとても居心地がよくて大好きなのですが、同時に、このままじゃだめだ、もっと成長しないと!という気持ちにもなります。県外に出てもっと自分の知らないことを知りたいと思い、大阪に来ることにしました。
───学生団体SHELLYに所属することにしたのはどうしてですか?
春本:岡山から大阪に出てきたというのもあり、コミュニティを広げたいと考えていたのと、就活を意識して焦っていたというのが正直な理由です。学生団体に入ることは高校生の時から決めていました。SHELLYは学内だけでなく学外の人たちと関われる点に惹かれました。また、その当時は就活のことを意識していて、なにかやらなければいけない、成長しなければいけないという焦りが強かったと思います。
───SHERRYではどういった部分にやりがいを感じていますか?
春本:メンバーのマネジメントです。1人ひとりのメンバーと対等に接し、メンバーが本当にやりたいことができているのか、どんなことが得意で、どんなスキルを身につけているのかを個別にヒアリングして、任せる仕事を変えたり、その子の興味のある分野の人脈が出来そうなイベントを紹介したりしています。また、現在の仕事の不安や不満を解消するために気を配っています。今後は、メンバー全員がSHELLYを引退したときに「こんな問題を発見し、こんなふうに解決した!」や「これを頑張った!」と言えるようになることを目指して、バックアップに尽力したいと考えています。
居心地のいい組織とはフラットにお互いを見ることから!
───ワカモノラボに入るに至った経緯を教えてください。
春本:SHERRYの代表または副代表になりたいと思っていたのですが、どちらにもなることができずとてもくやしい思いをしました。またその時、SHERRYでの活動も慣れてきていて、なにか新しいことをはじめてもっと成長したいと思っていたんです。そんな時にワカモノラボ代表の有馬華香さんと出会い、誘っていただきました。単純に新しい環境で学びたいという気持ちが強かったです。
そして、最初のワカモノラボの幹部メンバー同士の打ち合わせをした際、このメンバーとなら一緒に楽しく成長できると思いました。メンバーそれぞれが1度くやしい思いをしているのでワカモノラボにかける熱い想いを持っています。そんなメンバーたちと一緒に仕事ができることが楽しいです。また、学年は様々な人たちではありましたがみんなフラットにお互いを見れる関係性であることが私にとって居心地よく感じました。
───実際にワカモノラボで活動をしてみてどうですか?
春本:自分にとってだれと働くのかが大事であるということに気づきました。先日も代表である有馬さんに面談をしていただいたのですが、私のために時間を割いて親身に相談にのってくださったことがとてもうれしかったです。いままでここまで頼れるおとなと出会えたことがありませんでした。有馬さんをはじめそういった頼れる仲間ができてとても心強いです。
───現在いろいろな活動をされている中でどんな未来像を描いていますか?
春本:いま自分のいる場所で精一杯がんばり、成長することを考えています。なにに所属している春本美波ではなく、いち個人として見てもらえるように、ワカモノラボの中だけでなく、自分個人としての能力も高めていきたいです。そのため、これからインターンをはじめたり、SNSマーケティングの勉強もしたりと日々成長していきたいと考えています。また、自身の経験から女性と男性がもっと平等である社会を作りたいと考えています。在学中に私ができることとしては、就活のミスマッチをなくすためにも、自分のようにくやしい思いをしている子たちと出会い仲間を作り、問題の解決に向けて動いていきたいです。
インタビューを終えて
春本さんと話していてとても前向きで何事にも一所懸命学ぼうという姿勢が感じられました。このままじゃだめだという焦りをポジティブに受け止め、行動を起こしている春本さんがすてきだと思います。自立したかっこいい女性として生きたいと思いひたむきにがんばる春本さんの今後に期待しています。
(取材・執筆:PRライター 長嶋未菜 / 編集:有馬華香)
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