働くとは周りへの感謝の気持ち!なんでもできる表現者でありたいからこそビジョンはあえて持たない
文系キャリアから就職先にエンジニアとして採用をされたことからプログラミングを学びつづけている岸田賢和さん。また、友人等と立ち上げたidemo合同会社でNoCode(コードを書かずにWeb制作やアプリ開発ができるツール)の使い方を教えるスクール事業を運営しています。就職後も仲間と共に活動すると決めた理由やそんな岸田さんにとって働くとはどんなことなのか?ワカモノラボPRライターのMina Nagashimaが取材しました。
8月22日にidemo合同会社と一緒に開催した「NoCodeでWebアプリを実際につくってみるワークショップ」も大盛況で終了いたしました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。
▼idemo合同会社
チャンスを掴み自分のものにするコツは愛着がわくまでやりつづけること
───そもそもどうしてプログラミングをはじめようと思ったのでしょうか?
岸田 賢和(以下、岸田):親友であるidemo代表の涼太がプログラミングを学んでいることを知り、自分でもかっこいいホームページをつくってみたいという単純な気持ちから独学で勉強をはじめました。
幼いころからつづけているサッカーも同様で、なにかをはじめる際は「これやってみたい!かっこいいな!」といった憧れや好奇心から挑戦することが多かったです。
興味を持ちはじめこういうのあったらいいなとアンテナをはって探しているときにチャンスがいつも転がってくるんです。そのチャンスを逃さず掴み、チャンスを得て活動していく中でそのおもしろさを勝手に自ら見出し、自分のものにしていきましたね!
───どのように面白さを自分で見出しているのでしょうか?
岸田:自分の納得がいくまでやりこむことで愛着がわいてくるんです。涼太の影響でプログラミングをはじめていますが、本格的に学びはじたのはプログラミングスクールやプログラミング教材に関するサービスを扱っている会社でインターンをしていた際に、大阪支部での営業チームを任されて数か月たってからでした。
セールスをはじめてから3~4か月経ってもぜんぜん売ることができないのに対し、涼太は売ることができていたんです。どうして自分は売れないんだろう?と考えたときに、それは涼太が実際にプログラミングを学ぶことでよさや必要性を理解しているからだと気づきました。
ちゃんと身を持って体感しないと相手に伝えることってむずかしいんだと分かってからは、その会社ではプログラミングを実際に学んでいる人へサポートをするメンターというポジションがあったため、そこからメンターになるために必死に勉強し、満点でメンターになるための試験に合格しました。
このようにチャンスをしっかりと落とし込み、自分なりに納得するまでやりこむことで自然と愛着がわいてつづけていますね。
働くとは自分を表現しながら恩を返していくこと
───プログラミングもやってきた岸田さんがNoCodeをおすすめする理由はなんでしょうか?
岸田:プログラミング教材のセールスをする中で実際に4000人以上の方のプログラミングに関するヒアリングをしてきました。その大半の人がプログラミングを学ぶことを途中で断念してしまったり、そもそもむずかしそうだから学ばないという選択を取る人たちでした。
ぼくも独学でプログラミングを勉強していたときは挫折しそうに何度もなりました。ですが、NoCodeはそういったハードルが全くないんです。むずかしいコードを書かずとも、頭の中にあるアイデアをドラッグ&ドロップの簡単操作のみでカタチにすることができるので、時間があまりない方でも学ぶことができます。
このサービスに涼太を通して出会い、ぼくも涼太もNoCodeでより多くの人がアイデアをカタチにできるようにサポートしていきたいと考えています!
───岸田さんが涼太君を信じて一緒にやっていきたいと思うのはどうしてでしょうか?
岸田:単純に涼太とは一緒に活動することが楽しいというのもありますが、それ以上にぼくにプログラミングや、インターンをはじめるきっかけを与えてくれたので、その恩を返すという意味もありますね。
ぼくはなにか大きなビジョンがあって社会にインパクトを与えたいというよりかは働くことを通して、両親やお世話になった人へ自分ができることで恩を返していきたいという想いがあります。挑戦しつづけて楽しんでいる自分を表現しながら、周りをハッピーにしていきたいです。
自分の可能性を広げておくためにあえてビジョンは持たない
───一緒に活動する人と関係を築くうえで大切なことはなんでしょうか?
岸田:自分には持っていないものを持っている人たちと手を組みつくりあげることが好きなので、互いにリスペクトの心を持って相手の意見を聞き、なんでも言い合えるようにすることを大切にしています。
大学1年の終わりごろに参加した、チームでビジネスプランをつくり発表をするというインターンではリーダーを担っていました。ぼくのゴールとしていいビジネスプランをつくるというよりかは、信頼関係が構築できる最高のチームをつくるチームビルディングをするというのがありました。
最初はみんな人の意見に対して否定から入っていたのですが、最後はそれぞれの意見を尊重し合えるただのなれ合いではなく、真剣に言い合えるようような関係になり、結果ビジネスプランもうまくいきました!
───今後はどんな目標がありますか?
岸田:大きく社会を変えたいという想いを持っているというよりかはいま楽しいと思えることに挑戦し、その挑戦を通して自分を表現していきたいと考えています。
また、テクノロジーにも精通したマネジメントができる人になりたいと思い、就職もエンジニアで採用をしていただきました。エンジニアの方ともコミュニケーションがしっかりと取れる人であるにはまずは自分がエンジニアとして働いてみて知識をつけることが大切だと思います。
こういった1つひとつのことを叶える意味での目標はありますが、任されたときになんでもできる人でありたいと考えているので、興味があることはなににでも挑戦し可能性を広げていきたいです。
会社に属そうが、自分の趣味での活動だろうが、自分が好きな人のサポートやマネジメントをしていきたいですね!それらに当たるのが、いまは涼太の夢を一緒に追いかけたり、就職先でエンジニアとしてテクノロジーの知識をつけることです!
インタビューを終えて
岸田さんのお話を聞いていて、チャンスを掴んでそれを自分のものにするまでの努力を、つらいものだと思わず楽しみながらできていることに驚きました!何事もあえて重く捉えず気楽な気持ちであえてやることが継続し、結果を出すコツなのだと思いました。たまには肩の力を抜いてやってみることが大切であると学びました!
(取材・執筆/PRライター:Mina Nagashima / 編集:有馬華香)
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